皆さん、こんにちは。
今日のブログはある利用者さんについて書いていきます。
Aさんは、数か月前からつなぐのデイサービスを利用されるようになりました。
つなぐには体力を回復させるため、元気になるために来られています。
実はAさんの娘さんは空手歴50年、道場での指導歴は30年!!道場を開いており、指導はもちろん、大会にも出場し優勝されているほどです。道場では、武道空手を通して心を指導。基本、形、組手と全ての空手道を教えていらっしゃいます。幼稚園から80才のシニアまでと年齢層も幅広く指導されています。
先月29日(日)に道場主催『第1回勝杯(まさるはい)』が行われました。この道場は元々、Aさんの亡くなった旦那さんが、子供たちのために始められました。旦那さんの会社の方に指導をお願いし、近くの公園で稽古をしていました。次第に習う人数も増え、場所も公園から近くの体育館を借りて稽古をするように。Aさんは空手の日は、子供たちがケガなくしっかりと練習ができるようにと、稽古が始まる前に行き掃除をしていたそうです。
『勝杯(まさるはい)』は、旦那さんの名前からとったもの。
Aさんは今回、亡くなった旦那さんの代理として、優勝者にトロフィー、賞状を授与されました。その授与式にご自身が元気に出席し授与できるようにとの思いで、つなぐに来られて頑張ってリハビリを続けられていました。私がよく目にしていたのは、ペダル漕ぎ。つなぐでは、利用者さんが少しでも楽しみながらサイクリング気分が味わえるようにと、スタッフがiPadに音楽付きの動画を入れています。利用者さんは、それを見ながらペダルを漕いでいます。Aさんも毎回、この動画を見ながらペダル漕ぎをされていました。
そして、他の利用者さんとお喋りしながら楽しそうにつなぐでの時間を過ごされています。
このリハビリのおかげで、以前よりもすごく元気になったと喜んで話して下さいました。
『第1回勝杯』当日、リハビリした甲斐がありAさんは出席され、優勝者にトロフィーと賞状を授与できたそうです。その話を聞き、つなぐで元気になって出席できた事、本当に良かったと思います。
今日も元気につなぐに来られているAさん。
益々、お元気でいて欲しいなと思います。
担当 奥水