ブループリント

皆さん、こんにちは。

今日は朝から雨が降って、少し寒く感じます。

それもそうですよね。気付けば11月に。

今年も残り2か月です。

 

これから冬になっていく季節。

今年は新型コロナウィルスの影響で、色々な事を考えさせられる年になりました。

新たな生活スタイルが増え、慣れないことに多くの方が戸惑っているのではないでしょうか?

 

 

今日のブログの内容は、少し暗い話になりますがお許し下さい。

 

実は先々週、私の友達が亡くなりました。

40歳。膀胱がんでした。

 

私が彼女と知り合ったのは、まだ20代の頃。

しかも当時流行っていたチャットで知り合った人。

もちろんですが、住んでいるのは福岡と愛媛。会った事すらありません。

だけど、色々と話していると楽しくて、連絡先を交換しメールや電話をするようになりました。

お互いに色んな事を相談する仲でもあり、私はなぜか彼女からは姉貴と呼ばれていました(笑)

 

彼女は二分脊椎という病気があり、歩けるのですが長距離は車椅子を使用していました。

二分脊椎は合併症を持っている人もいて、彼女も合併症がありました。

膀胱がんになったのは、その合併症も一理あるのだと旦那さんから聞きました。

 

がんが見付かった時も、旦那さんから電話があり、見付かった時点でステージ4。

抗がん剤治療をしていましたが、がん細胞は小さくならなかったようで、

担当医からも年内持つかは分からないと言われました。と聞きました。

 

そしてがんの進行が速くなり、最終的には二分脊椎の合併症のひとつである、水頭症が悪化。

結果、彼女は亡くなりました。

 

彼女が亡くなった知らせを受け、とてもショックでした。

分かっていた事ではあるけれど、やっぱりショックでした。

遠いので、葬儀にも行けずに家からお線香をあげました。

 

 

彼女の人生は40年。

私よりも若い人が亡くなるのは、とても辛かったです。

 

 

スピリチュアルな話になりますが、人は生まれる前に決めて来る、

ブループリントというのがあるのだと以前ある本で読みました。

その中には、寿命はもちろんですが、ある程度体験や経験をする事が描かれてあって、

生まれる時にみんな忘れてくるんだそうです。

 

それを思い出しました。

彼女はきっと40年で今世を終えると決め、

その中で自分がやりたい事を詰め込んで生まれて、40年間生き抜いた。

 

 

旦那さんとも素敵な縁でめぐり合って、結婚。

彼女は独身時代、『私の夢は、専業主婦になる事』とよく話していました。

実際は、亡くなる前の数年間でしたが、専業主婦をしていました。

そう思うと、彼女にとっては幸せな人生だったんじゃないかと思えました。

 

人生は長い短いは関係なく、使命を全うし、どれくらい後悔なく生きるか?

自分の人生幸せだったと思えているか?なんだなと、

彼女の死を通して、考えさせられました。

 

実際に2回旦那さんと遊びに来てくれて、会う事もでき本当に良かった。

旦那さんが、『そんなに会いたいなら会いに行けばいいやん。』と言ってくれたからこそ、

実現できた事だと最近知りました。

 

私は彼女と出会えて、友達になれて本当に良かったし、幸せでした。

私が彼女からもらったたくさんの思い出。

そして、それを胸にこれからの自分の人生を悔いなく、楽しく生きて行きたいと思いました。

 

Sちゃん、ありがとう!

闘病、辛かったよね。

本当にお疲れ様でした。

これからは、ゆっくり休んで下さい。

そして、天国から見守っていてね。

 

 

これは、彼女からもらったお土産。

愛媛県のキャラクター『みきゃん』。

 

 

『いってこぉわい=いってくるね』

 

との事。

 

私の宝物です☆

 

 

 

今日は、デイサービスとは全く関係のない内容となりました。

読んでいただき、ありがとうございました!!

 

担当 奥水